甲状腺疾患 橋本病(甲状腺機能低下症)

症状・原因・対策

症状

hana01.jpg患者の半数程度は、甲状腺に炎症ができて腫れる程度で特に痛みなどの自覚症状がないか、あっても喉が少し痛い程度です。残りの半数程度の患者には、新陳代謝が衰え老人になったような症状が見られます。具体的には、声のかすれ、体のむくみ、寒がる、髪が抜ける、食欲が低下する、脱力感、筋力の衰え、眠気などです。精神的にも老化したような症状が見られ、物忘れ、集中力がなくなりやる気が出ない、ボーッとするなどが見られます。30代から50代の女性に多く発病します。

原因

バセドウ病と同じく、発症する直接的な原因は分かっていませんが、自己免疫疾患のひとつとされています。体内の免疫機構が自分の甲状腺を異物と誤って抗体を作り上げ、その抗体が甲状腺を攻撃し続けるものです。これにより甲状腺が炎症を起こし、腫れやのどの痛みなどを生じます。免疫機構による甲状腺への攻撃が続き炎症がひどくなると甲状腺の働きが低下し、甲状腺ホルモンが体内で不足してしまうために様々な症状が表われます。


対策

海藻に含まれるヨードの摂取しすぎによって甲状腺の働きが低下することがあります。症状が軽ければ、海藻の摂取を抑えることで良くなることがあります。橋本病と診断されても喉の痛み程度でそのほか特に自覚症状がない場合には、甲状腺の働きが正常であるため特に治療の必要はありません。hana03.jpg甲状腺の働きが低下している場合には、一般的には足りないホルモンを補うための甲状腺ホルモン剤が治療に用いられます。毎日服用する必要がありますが、しっかり薬を飲んでさえいれば健康な人と同様に生活を送ることができます。


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